やさぐれてばかりの週

 2週間が経ったけど、なんだかなぁ、という気持ちは変わらない。相手にしない、争わないようにして、様子を見つつ、現状に慣れるしかないだろう。最悪、これを理由に辞めることもできるけど、今このタイミングというのは不味い。有休の発生する7月までは、どうにか仕事を続けよう。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

やさぐれてばかりの日

 これまでの状況を書かずに、今の状況をいきなり書くのも不親切なんだが。とりあえずの最新状況として、新しい派遣と新しいパートに対して、なんだかなぁ、と思う日々が続いている。これがやがて、こんちくしょう、に至らなければ良いのだが。というように、今現在のことは、感情が邪魔をするので──一方的に相手が悪いと書いてしまいそうなため──すぐに書くことができない。冷静になって、気持ちが落ち着いてから書くのが最低条件。酒を飲んで、ムカついてブログを書くことはやめよう。

「けれども、そんなことにいちいち腹を立てていたら損ですから、仕事だと割り切りましょう。仕事上の悩みに対しては、この一言で全部網羅できます」
(MORI Magazine/森博嗣)
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

お返しは要らない

 今の仕事を始めて以降、同じ部署のパートのおばちゃんがバレンタインのチョコをくれて、お返しをどうしたら良いものかと考えてはいるものの、結局は何も返さない3年が続いていた。
 今年はどうしようかと迷っていたのだが、2月13日14日と、続けて体調不良で欠勤したので、その心配はなくなった。15日に出勤して、遅れてチョコレートをもらえるかもしない、と思っていたけれど、そのようなことはなかった。少し残念な気がしたものの、こちらから訊くほどの図々しさは持っていない。お返しのことを考えなくて良いのだから、これはこれで良いとしよう。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

上役のいない木曜日

 2カ月か3カ月に1度、社員は公休を取っているようだけど、僕の作業場にいる社員は上司ひとりだけである。若い社員が辞めて4カ月が経つというのに、新人も、引き継ぎも入っていない。午前と午後で、別の場所から社員を呼んで、作業を手伝ってもらっている状況(という書き方をすると、作業内容が変わったあとも、僕が仕事を続けていることのネタばらしになってしまうのだが仕方がない。「人手不足の4カ月」という記事を近いうちに書こう)。
 これまでは、上司が休みの日には若い社員が、若い社員が休みの日には上司がいたので、公休をいつ取ろうが構わなかったけど、社員が上司ひとりだと困ることになる。僕が担当する機械が何台かあるけれど、それらの立ち上げや停止作業、不備が起きたときの対処は社員が行う。僕ができるのは、指示された通りに機械を動かすことだけ(派遣なんだもの)。つまり、ただひとりの社員がいないと、僕のできる仕事がなくなってしまうのだ。
 若い社員が辞めた時点で、上司が休みの日はどうするのだろう、という不安はあった。人手不足を理由に、公休を取らせないということはないだろう。考えても仕方がないので、考えないようにしていた。それで4カ月が過ぎたので、社員が出勤する土曜を公休にして、僕に影響が出ないようにしてくれているのかと思ったけれど、そういうことでもなかった。社員の土曜出勤が頻繁にあるわけではないので、そう都合良くもいかないのだろう。
 今週の木曜、上司が公休で休むことを知らされた。別の部署の社員に頼んでおくので、その日はそこで作業をして欲しいと言われた。ここへ来て、初めての作業場で、新しい作業をするのは億劫だった。加工過程が違うわけだから、仕事は別のものになる。それが僕にできるものか、簡単な作業か、難しい作業か、失敗したり間違えたりしないだろうかと心配になった。
 これまでに何度か別の作業場で仕事をしているけれど、それらは同じ部署の別の場所で、それなりに話したことのある社員のいるところだった。ロッカのおっさんや、パートのおばちゃんがいるという安心感があった。
 今回の別の部署とは、朝礼で会ったときに挨拶をするくらいで、性格も何もまったく知らない人たちがいる場所での作業ということになる。何度も書いているけれど、普通の人が簡単にできるようなことでも、僕は不安で心配で落ち込んでしまうのだ。別の部署には行きたくありません、と言えるはずもなく、はい、解りました、と不本意でも答えるしかなかった。
 昼休みの間、別の部署での対策を考えていた。まずは、トイレと手洗い場の確認。これだけ把握しておけば、5分休憩に過ごせる場所が見つからなくてもどうにかなる。少し長くトイレに行って、少し長く手を洗い続けていよう。ただ、昼休みをどう過ごせば良いのが解らなかった。引き伸ばして食事をしても、30分は残ってしまうだろう。さすがに、30分もトイレでウンコをしているわけにもいくまい。休憩室のような場所があったとして、僕が入れる雰囲気なのかどうか、その辺りはさっぱりである。
 始まる前からこのように鬱々してしまうとは、いっそのこと休んでしまおうかと考えて、それは良い方法ではないかと気がついた。その日僕が休んでも、進める作業は別の部署のものだから、上司にとってそれほど影響はないだろう。理由は適当に作り上げてしまえば良い。ただ、慣れない仕事で別の部署に迷惑を掛けてしまうので、という言い方は不味い。その言い方だと、公休を取る上司が迷惑だと取られ兼ねない。
 有休が余っているので、僕もその日は休みましょうか、といった軽い感じで聞こう。実際は残っていないけど、有休の処理は派遣会社がするので、工場には欠勤理由さえ伝えておけば問題ない。そうだ、そうしようと考えて、多少の気掛かりがあったけど、昼休みが終わったあとに、えいやっと上司に話したら、すんなりと受け入れてもらえた。俺が休むからってお前も休むことはないだろう、などと言われることもなくてほっとした。
 欠勤扱いになるので、給料が約7000円減るけれど、木曜までを憂鬱に過ごし、木曜はひたすら気を張って仕事をしなければいけない鬱屈に比べたら、1日分の給料と引き換えに休んでも惜しくはない。それこそ、不安や心配で、酒を飲み過ぎてしまうかもしれなかった。とりあえずは一安心。
 そんなわけで、今週の木曜は有休を使わないで仕事を休んだのだが。体調不良ではないので、突然の休みとして、酒を飲んだり、録画した映画を見たり、買い物に行ったり、それなりに充実した休日を過ごすことができた。
 上司が公休を取るたびに休むのは不味いだろうけど、次は2カ月か3カ月後のはずだから、それはそのときに考えよう。いい加減、新しい社員が入っているかもしれないし、僕の方が先に辞めているかもしれない。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

へたれ過ぎて仕事を休む

 仕事とは関係のない人間関係で落ち込んで仕事を休んでしまった( ノД`)シクシク…
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

たくさんのしあわせ

辛いことだけ数えちゃ駄目でしょ
しあわせいくつかあったはず
あれで損した
これで傷ついた
言わないのよ過ぎたなら笑いましょ
(たくさんのしあわせ/さだまさし)

 これこそ「しあわせスパイラル」。しばらくエンドレスで聞いて精神環境を回復させなければ。そして再び「しあわせスパイラル」を目指そう。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

しあわせスパイラル滞りました

 「しあわせスパイラル」ではなく、「アンチしあわせスパイラル」に陥っているような気がする。って、こういう精神環境のときにブログを書いちゃ駄目だって。冷静に、客観的に書くことができれるときじゃないと。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

潮時と塩沢ときの違いがわかるかい?

 残業を断るだけで一苦労。残業生活は確かにしんどいけれど、体調に気をつければ、要するに飲み過ぎなければ、続けることができないわけではない。強制される感じが嫌なのだ。当初は、上司の方から残業を頼んできたのだが、いつの間にやら週に4日が当然のようになっている。これは工場によって月の残業時間が決められているからで、派遣は30時間までだから、2時間の残業を15日、1週間に4日が限度である。そもそも、僕が残業を頼んでいるわけでもないのに、どうしてこちらから訊かなければいけないのか。かといって、今週の予定を聞いていないので定時で帰ろう、というようは真似をするわけにもいかない。小学生じゃないんだから。あとで揉めるのも面倒なので、仕方なく僕の方から残業予定を聞いている。湾岸倉庫との違いはここなんだよ。繁忙期は毎日残業、会社カレンダに関係なく休日出勤。社員もバイトも、残れる人はいつまでも残れと言われたけれど。無理なときは、定時で帰ることができた。これは、バイトや派遣の人数の違いが大きい。僕が帰ったところで、稼ぎたい人たちは残っているので問題はない。今の職場は、というか、今の作業場は、上司と若い社員と僕しかいない。僕が帰ると、僕の作業をする人がいなくなってしまう。そのため、残業を簡単に断れない。今の仕事を始めたころは、6連勤の残業続きでもやってやる、と意気込んでいたけれど、そのような気持ちが今はもうない。確かに、体調不良で当日欠勤という迷惑を掛けているけれど、残業がしんどくて体調を壊してしまう、と言っても伝わらない。だから、月曜を定時上がりにしてもらっても、じゃあ火曜から金曜まで残業な、などと言われてしまうのだ。ぬわーん。6月末に、土日を挟んで欠勤してしまったことがあったけど(月火のことはブログに書いていないけど)、このとき担当に頼んだんだよ。派遣の少ない職場で担当から意見してもらっても、僕が言ったことがすぐに解る。それなら、不備があれば上司に直接言えば良い。そう考えていたけれど、何度言っても通じないので、担当を頼ることにしたのだ。工場に伝えてくれたようなので、残業を減らしてもらえる安心と、言うべきことを言ってもらった不安から、その日は朝から淡麗生を飲んで出勤したのだが、今週はなしでいいけど、来週から残業な、と言われてしまうのだ。って、なんでやねん。完全に残業をなくされたら給料が減って困るということもあったけど、これまで通りってなんだよ。こちらは覚悟して担当に相談したのに、この展開は予想してなかったわ。とはいえ、7月に入って、ようやくクーラが使われるようになり、かなり楽になったことで、仕方なく残業生活を続けてしまう。それでも、やはりしんどくて。7月末に休んでしまう。飲み過ぎによる体調不良もあったけど、今日も残業しなければいけない、と考えたのが原因である。翌日も行けなかったので、欠勤連絡のときに偉いさんに訴えようとく、えいやっと酒を飲んで電話を掛けたところ、新人の事務員が出て失敗に終わった。6月末も7月末も、上司との不仲を覚悟してのことだったのに、どうしてこう上手くいかないものか。あるいは、伝わらなかったことを良かったと思うべきか。などと余り良くない現状維持を続けていたのだけれど。7月31日の朝が決定的だった。定時で上がれば、夕方から夜の診察時間に間に合うので、MRIの診断結果を聞くことができる。土曜まで待つよりも、早めて済ませてしまいたかった(所持金が心許無くて、結局は行けなかったのだが)。どうにか、定時で帰れることになったけど、そんなことばかり言ってたら仕事にならへんわ、と上司に言われた。派遣が2時間残業をするだけで、仕事になるならないもないだろうと思ったので、これは気にしなかったけど、そんなんだと代えてもらわんといけなくなる、と言われてかちんときた。それはこっちの科白だろ。僕と代えて、残業を毎日やりたい奴と入れ替えろよ、と思ったけれど、どうにか口に出すのは我慢した。口にしたら戦争だろうがっ、という言葉は勢いで言わないようにしている。口にしたら取り消せないし、もし言うのであれば冷静にタイミングを計らなければいけない。この件で、惰性で仕事を続けるのではなく、辞めることをきちんと考えておかなければ、と思った。ここまで長く続けるとは思わなかったので、なあなあになっていたけれど、2年7カ月も続けてしまった以上、3年を超えたらどうなるのかを訊いておかなければいけない(百貨店内書店約3年というのはサバを読んでいるので、今の職場がもっとも長い)。帰ってすぐに担当に電話をしたところ、工場との交渉次第で3年を超えても勤められるとのことだった。正社員登用されることはないだろうから、アルバイトとして直接雇用してもらうしかない。その場合、給料の支払いが月1度になってしまうのが厳しい。と考えていたけれど、派遣のままで続けられるようだった。現状のまま続けられるのかが気掛かりなため、担当には今年中に辞めるかもしれない、と伝えておいた。聞くべきことは聞いたので、あとは考えるべきことを考えるだけである。

 その一。言って続ける。

 その二。言わないで続ける。

 その三。辞める。

 燻っているのは、仕事がつらいとかしんどいとかいうことではなく、残業が断りにくい状況である。上司に言って伝わらないのなら、更に上の社員に相談する、あるいは、担当に再度頼み、直属の上司に伝わっていないことを話した上で、工場に伝えてもらうしかない。どちらにしても、上司との関係が不穏になり、仕事がやりにくくなるわけだが。残業を減らすために、それは覚悟しなければいけない。
 上司の言った、別の人間と代えてもらうことができれば理想だけれど、これは残業を断る僕に怒った勢いで言ってしまっただけだろう。つまり、続けるのであれば、今の上司の下、同じ作業場で、ということになる。
 その一。言って続ける。はできれば避けたい。挨拶が帰ってこないだけで、無視されたのではないかと疑心暗鬼に陥ってしまう僕が、そのような状況で仕事を続けられるわけがない。
 その二。言わないで続ける。現在、この状況が続いている。自分から自分からやりにくくしてどうするのか、と考えてしまうのだ。それに、残業で助かっているところもある。残業を断るのは諦めて、どうしても休みたいときは事前に有休を取ることにして、残業生活を続ける。残業代を目標に、残業代2000円のために働く。
 その三。辞める。これがもっとも手っ取り早い。とはいえ、今の職場を大阪で最後の仕事と決めている以上、不本意な辞め方をしたくはない。ひと月前か、ふた月前には辞めることを伝えておきたい。期限が決まっていれば、残業生活が残りひと月、あるいはふた月だけというのなら、どうにか続けられるかもしれない。

 そんな感じでかなり深く考えてみたけれど。選べる選択肢はほとんどなくて、最初から決まっていたかのように、その二→その三なんだよな。言わないで続けて、時期が来たら辞める。問題はその時期で。マイナンバカードを手に入れたあと、退職、引っ越しの手続きをするのがベストタイミング。と決めていたのに上手くいかず、現在の仕事をだらだらと続けているのだ。結局はここか。地元に帰ると決めて、仕事を辞めなければいけないのに。いい加減、えいやっと決断してしまわなければ。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

バレンタインが面倒臭い

 正確には、お返しをどうしようか迷うのが面倒なんだが。百貨店内書店のときは、女性従業員が男性従業員全員に渡していたので、お返しも男性従業員全員で返していた。目立ちたがりで仕切りたがりの先輩がいたから、その人にお返しの代金を渡しておけば、何かしら適当なものを買って女性従業員たちに渡してくれていた。もらうものをもらっても、きちんと返しているので抵抗はなかった。
 今の職場では。同じ部署のパートのおばちゃんが、社員や派遣に関係なく、好意でチョコレートを渡してくれる。お返しが面倒なので要りません、などと答えられるほど僕は強くない。ありがとうございます、と受け取っている。
 最初の年は、とにかく仕事を続けることが第一だったから、そんなことを気に掛ける余裕はなかった。同じ作業場の上司と若い社員は、それぞれお返しを渡していたようだけど、それがホワイトデーだと気づくのはかなりあとになってから。このようなイベントに参加したことがないので、バレンタインと繋がるとは思わなかったのだ。
 2年目。つまり去年は、上司と若い社員がパートのおばちゃんに何か渡しているのを見て、その日がお返しの日だと気づいたものの、何も用意していない。タイムカードを押すときに重なって、お返しを用意するのを忘れていました、と言わなくて良いことを言ってしまう。渡すものがあって、それを忘れて後日渡すというのならともかく、用意していませんでした、と言ってどうするのか。これは明らかに失言だった。
 それを踏まえての3年目。即ち今年は、もらったときにお詫びとお礼を言っておいた。「すいません、ありがとうございます」と。一件、なんでもないお礼のように思えるけれど、「(お返しができないだろうけど)すいません、(今年もチョコレートを)ありがとうございます」という僕の気持ちを込めていたのだ。とりあえずはこれで良し。言うべきことをは言っておいた(伝わっていなくても)。
 お返しをするのが嫌というのではなく、誰かに何かをあげたことがほとんどないので、何をどうすれば良いのかが解らないのだ。おばちゃんの方でも、お返しを期待しているわけではないだろう。それに、同じ部署の高齢の社員のたちも、お返しをしている様子はない。僕もこちら側に属しようと思っている次第。
 ただ、このような記事を書いてしまうほど気に掛かっているのなら。それ用の商品をスーパやコンビニで見つけたときに買っておけば良い。気づかなかったり、いつの間にか当日になっていたのであれば、それはそれで構わないとしよう。もらったお礼はきちんと言ってあるのだ。というか、仕事とは関係のないこのようなことで悩むのはアホウらしいよなあ。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

8年間もへたれ続けて

 欲しい本の在庫がその店にしかなかったため、1年振りに行ってきたけれど。かつての同僚に挨拶すらできないとは。もし見掛けたら、このように声を掛けよう、このような話をしよう、という想像はいくらでもしていたのに。実際には、近づくこともできず、早々にその店をあとにしてしまった。なんだろうな、この感情は。喧嘩別れしたことを後悔しているのなら、謝れば良いだけの話なんだが。結局、それができないんだよ。へたれさ炸裂っ( ノД`)シクシク…
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

同じ高み

 毎年6月と11月は、決まってあの子のことを思い出していたのだが、いつの間にか7月になっていた。6月はしんどい仕事が続いていたので、思い出す暇もなかったのかと思ったけれど、その状況が続いたのは精々10日ほどである。むしろ、落ち着いたことにより思い出してもおかしくはない。
 それがなかったということは、おそらく納得できたのだろう。当時の大学生、つまり、今の30代にとって、自殺は特別な死因ではない。あの子がどうして死んだのか、なんて考えるのは意味がない。大学生がスマホを持ち、「ポケモンGO」をやっていたところで、誰がそれを不思議に思うのか。あの子が普通に死んだなら、僕は普通に生きるだけ。それだけのことじゃないか。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

162円の帽子をかぶる僕

 僕がほぼ1日中帽子をかぶっていることは前に書いた。
 ところが最近、私物の帽子の鍔が破れてしまった。かぶる分には問題ないけれど、破れた帽子をかぶることに問題がある。おしゃれに興味がないとはいえ、人前でみっともない格好をするのは避けたい。それくらいの分別は持っているのだ(威張ることではない)。
 ただ、帽子を買いに行く時間が取れないので、応急処置的に自宅近くの100円ショップで162円の帽子を買ってきた。とりあえず、これで休みまで持たせよう。安いだけあって、布地が少ないし、かぶると違和感がある。これは買い替えるしかない、と初日にして思ったのだが、2日、3日と使ううちに慣れてきてしまった。いつの間にやら、2週間が経っている。なんてことだ、162円の帽子を人前でかぶっても、僕は平気な人間になっていたのか。
 いや、安いから粗悪、高いから優良と一概には言えないけれど。もうしばらくはこの帽子を使っても良いかもしれない。元は充分に取れている。帽子を買えるくらいの給料はもらっている。本当だよ。
 思い返してみると、財布も同じような買い方をしている。小銭入れといった方が正確か。それまでは、1000円か2000円か、そこそこの財布を使っていたのだが、それが壊れてしまい、応急処置的に自宅近くの100円ショップで108円の財布を買ってきた。この財布を、結局は2年近く使っている。108円の財布が半端ねぇ! 財布を買えるくらいの給料はもらっている。本当だよ。
 この財布を買ったのは、当時の仕事を体調不良で欠勤した日である。例によって、ずるずると休みが続き、結局は辞めてしまったという苦い思い出が憑いている(誤字ではなくて)。

 帽子のことに触れたので、ここで解答編を載せておこう。1年以上、帽子をかぶって食事を続けていた僕が、食堂で帽子を脱ぐことにした理由とは? 問題編を読んでいない人は、先にそちらを読んでね。

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人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

交代制昼休み

 本来は、「この頃なんだかおかしな具合になってきたなあ……」という記事で書くつもりでいたけれど、長くなりそうなので触れなかったことを書いておこう。新しい作業のことではなく、昼休みとペットボトルのことである。

 以前書いたように、今の職場は昼休みが交代制になっていて、早い方と遅い方に分かれている。本来の作業場だと、僕と若い社員が同じ時間帯、上司が別の時間帯である。別場所で作業をするときは、担当の年配社員とパートのおばちゃんの昼休みに合わせなければいけない。早い遅いに関係なく、僕が手伝うのは遅い方の昼休みが終わる時間まで。手伝いに行く僕が、ひとりで作業ができるはずもなく、時間帯を合わせるのは当然のこと。ただ、別場所の昼休みは、これまでとは別の時間帯である。
 つまり、以前の昼休みには会わなかった人たちと食事の時間が重なり、僕が座る席を新しく探さなければいけない。最初に話を聞いたとき、新しい作業よりも、こちらの方を億劫に感じた。食堂の席は自由なので、どこに座っても良いはずだけど、暗黙の了解で、だいたいは座る位置が決まっている。
 また、これまでの昼休みは、若い社員が多く、年配社員が少し混ざっているくらいだった。そこで見掛けない人たち、壮年の管理職、年配のベテラン従業員、パートのおばちゃん、周りの迷惑を気にしない、自信と貫録を持っている人たちが一緒になると推測できる。俺の席に座るな、などと言う人はいないだろうけど、誰かの席に座ってしまうことは避けたい。

 もうひとつ億劫なことがある。僕はペットボトルに麦茶なり烏龍茶を入れて、職場に持っていく。これまでは、作業場近くの休憩室というか荷物置き場のようなところに置いておき、5分休憩や、食堂から戻ってきて飲むことが多かった。本来の作業場と、手伝いに行く別場所は、それなりに離れているので、取りに戻っていたら、5分休憩など終わってしまう。別場所で作業を始めると、それは別場所の荷物置き場に置くことになる。冬場なら、水分補給は最低限で良いけれど、夏に向かうこれからの時期、休み時間に水分を摂らないのはきつい。
 さて、昼休みにペットボトルをどうするか。昼休みが早い方であれば問題はない。別場所の荷物置き場に置いておき、食事を摂って昼休みを終えたら、別場所に戻って作業を再開する。時間が来たら、ペットボトルを持って、本来の作業場に戻れば良い。昼休みが遅い方だと、別場所での作業を終えて、食事を摂ったあと、本来の作業場に戻るのが自然な流れである。
 ただ、その場合、ペットボトルを食堂に持っていくことになる。僕はいつも、食堂に用意されたお茶を飲んでいるのだが、ペットボトルを持っていくと、お茶を飲みにくくなるのではないか、と考えてしまった。ペットボトルを持っているのに、なんでお茶飲んでるん? などと言う人はいないだろうけど。
 それなら、別場所の荷物置き場にペットボトルを置いたままにして、食事を終えたあとに取りにくれば良いのだが、別場所には常時動かしている機械はないので、昼休みが来ると、作業場の電気はすべて消されてしまう。昼休みに戻ってきて、こそこそ作業場に戻り、荷物置き場を物色するような真似は避けたい。というように、新しい作業に対する不安もあるのだが、作業以外のことも、いろいろと心配してしまうのだ。

 それのどこが心配事なのか、と思う人が多いだろうけど、僕には不安要素でしかない。ブログで書いているのは、ほんの一部分だけ。僕の半分は不安でできている、と言っても過言ではない。僕のブログを読んでいる人は、これを区切りに、読むのをやめた方が良い。僕はこんな人なんだよ。へたれさ炸裂っ(ノ゚⊿゚)ノカシューン! 

 そんなわけで。別場所手伝い最初の週のことを書いておこう。
 初めての作業なので、最初は年配社員にいろいろと注意された。違う、そうじゃない。椅子と脚立、全然違う、全然違う。みたいなことは言わないけれど。それでも、2日、3日すると、ある程度は慣れてきた。それに、別場所での作業は、製品を加工する作業ではなく、加工した製品に処理をする作業なので、機械油で汚れることがない。こちらの作業も、それなりに利点はある。午後からは、機械油で汚れる作業に戻るれど。作業内容のことはこれくらいにして。本題に入ろう。
 初週は昼休みが遅い方。ペットボトルはどうしようか、結論が出ないまま、初日を迎えてしまった。このままだと、真っ暗になった作業場に取りに戻らなければいけなくなる。と思っていたのだが、昼休みになる直前、5分前くらいに気がついた。ロッカに置いておけば良いのではないか。ロッカのある更衣室は、別場所のすぐ近くにあるのだ。
 つまり、昼休みになったら、ペットボトルをロッカに置いておき、食堂で昼食を摂ったあと、ロッカに取りに戻れば良い。ロッカならば、気兼ねなく出入りすることができる。食堂からロッカに戻り、更に本来の作業場に戻ることになるけれど、やきもきして別場所の荷物置き場に置いておくよりはずっと良い。なんてことだ、ここへ来て、究極の抜け道を紡ぎだすとは。
 昼休みになると、年配社員によって作業場の電気が消された。僕はペットボトルを持ってロッカへ向かう。ペットボトルをロッカに置くと、急ぐことなく食堂へ。ある程度、席が埋まっている状態で、空いている席に座ろうと考えたのだ。ただ、それでも早かったようで、席に着いている人の方が少なかった。たぶんこれは、昼休みになってすぐに食堂へは行かない、煙草を吸ったり、水を飲んだり、一休みしてから食堂へ来る人が多いからだと思われる。なんという誤算。
 来てしまった以上は仕方がない。カウンタで定食を受け取り、誰も座っていないテーブルの端に座った。そこで食事をしていたら、年配のベテラン従業員たちが同じテーブルに座り始めた。なんてことだ、ここはおじいちゃん席だったのか。僕の座っている場所も、本来は誰かが座っている席かもしれない。だが、そんなことを訊く勇気を持っていないので、僕はそそくさと食事を終えて席を立った。
 それでも、食べている間に、おおよその把握はできた。この時間の食堂は、管理職が座るエリア、年配従業員が座るエリア、パートの人たちが座るエリア、そして、若い社員が点在するエリアに分かれていた。僕が座るべきは、若い社員が点在しているエリアである。この中の空いた席に座るのがベスト。
 結局、この週は、毎日違う席に座った。どの席が確実に空いているかを見極める日々だった。そして、カウンタからもっとも遠いテーブルが、いつも空いていることに気づく。確かに、不便な席だけあって、誰も使っていないのだろう。いよいよとなれば、あの席に座ろう。どうにか、最低限の安全は確保できた。まったく、仕事とは関係のない不安に、僕はいつもやきもきさせられているのだ。
 4月9日にして、食費が1万5000円を超えてしまったのは、これらの不安要素が原因である。食堂の席はどこに座れば良いか、ペットボトルはどこに置いておけば良いか、そのことが不安で酒を飲んでいたのだ。こんなことで怯えてどうするのか、と思うけど、心配なものは仕方がない。酒を飲んで解決する問題ではないのだが。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
あのねこながい。
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Author:もぐさ
30代フリーター。アルバイトで食いつないでいます。

体調維持。腹八分目。消化で体力を消耗しない。節約して貯金。同情より金。とにかく金。同情するなら金をくれッ!!

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