はからずも

 偶然にも、前述の日記を書いた週の「週刊ブックレビュー」に京極夏彦氏が登場するとは。この機会に見ておこう。前にこの番組を見たのは、清涼院流水氏の『コズミック・ゼロ 日本絶滅計画』が紹介されたときだから、2009年6月13日のようである。失業給付でどうにか生き長らえていたころか。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

試行錯誤中

 森川智喜氏の『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』を読んだよ。奇しくも猫かぶりのブログを始めたころに刊行された作品で、というのはまったく関係がないけれど。『パンドラ』の座談会で編集の方が言っていたように、伏線の回収がさり気なさ過ぎる。最後のオチが解りにくい。緋山炎最初の事件になるのかね。あらすじや設定には惹かれたものの、まあ、なんというか、頑張りましょう。

 京極夏彦氏の『死ねばいいのに』を読んだよ。タイトルの不穏さと違って、少しくらいは良い話。長編小説としては、一般的で平均的な長さ。電子書籍として、初めて京極作品に触れた人には、妥当で無難な作品かと。面白い趣向を試してはいるけれど、京極作品に慣れている読者には、それほど面白い要素はないかもしれない。京極夏彦入門編としては最適なのでは。しかし、本作のタイトルほど、人からもらって驚く作品はない。「この本あげる」「ありがとう」「え、死ねばいいのに?」「うん」「本当に、死ねばいいのに?」「うん」「( ノД`)シクシク…」

 感想を書くのなら、短くすぐに終わるよう、と考えて書いてみたけれど。中途半端になってしまうので、やはり感想文はこのブログでは書かないことにする。例外的に、どうしてもこの作品のことは書いておきたい、と思ったときにだけ、日記に含めて書くことにしよう。小学校のころから思っていたけれど、読書感想文のために読む本は、それが面白い本であっても、読むのが苦痛になってしまう。小学生のころの推薦図書や課題図書は、今読んだならとんでもなく面白く感じられるかもしれない。つまり、小学生の敵は、ロリコンと読書感想文ということである。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
あのねこながい。
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