ノーパン
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「友達を助けるために 行こうと思うんだ メタリカに」
『ぷちモン9』『ぷちモン10』をようやく読了。買ったのは発売月の2月で、読み終わったのは7月。8巻の刊行が、3年8カ月前なので、おおよそ4年振りに続きを読んだことになる。しかし、これは……。待ちに待った感が全然ないぞ。絵柄で漫画を買うことはないので(買わないことはある)、集めたころは楽しめていたと思うのだけど、刊行期間が空き過ぎて、何を目的とした物語だったのか、どのような状況で次巻へ続いたのか、このキャラクタはいったい誰なのか、などという疑問点に目を瞑っても、かつてほど面白いとは思えなくなっていた。
9巻の終わりでは、まだ続きそうな気もしたのだが、10巻で唐突に終わっている。そもそも、メタリカへ行くために闘技大会に出ることになったのに、優勝したあとで、メタリカへ行く理由がなくなってしまう。なんのための闘技大会だったのか。まさか、最後のノーパンシーンのためであるまい。というか、打ち切りの見本のような最終回。終わりがこれだと残念過ぎる( ノД`)シクシク…
唐突に思い出した。メルティの髪は、初期の黒塗りが気に入っていたのに、途中でトーンに変わってしまった。カラーページでの茶色の髪は気にならなかったけど、白黒ページでのトーンには違和感がありまくりだった。せめて最後まで黒塗りで統一してくれば、メルティの可愛さ炸裂で、とんでもなく素晴らしい作品だった、と締めることができたのに。なんだお前、髪の色で女の子の好き嫌いを決めるのか、と問われれば、はい、そうです、と答えるに決まっている。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。


