骨折り損

 なんてこった、1日待ったのに荷物が届かないとは。つか、すぐ隣の地区の営業所に配送されていたので、今日中には届くと思っていたのに。最終配送時間は21時のようだから、早くても明日になるのか。明日は仕事なので、午前中に届くと、再配達を頼まなければいけない。なんだかなあ。なんというくたびれ儲け。しかしこの、ジャメヴに弱い性質を治すか克服していかないと、今後も生きていくのが大変だなあ。

人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

まだかよ

 まいかいのことながら、たくはいびんがとどくのをまっているじかんがつらい。じかんがしていができず、しごとがやすみのひにとどくとさらにつらい。あずかりろっかがきのうしていても、つかってくれないことがおおいので、けっきょくは、ちょくせつうけとるしかない。さいしょにとどくびんはうけとらず、あえてさいはいたつでじかんをしていするてもあるけれど、そのひにうけとれるにもつを、どうしてよくじついこうにうけとらないといけないのか。あまぞんの、おとどけにちじしていは350えん。ろーそんすとあで、さけとつまみ2こがかえるねだんである。いちどかぎりならともかく、あまぞんでたのむたびに、にちじしていをたのむことはできない。やはり、ぐたぐたしながらまっているしかないのか。ばたり。ばったり。

人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

しんせい

AnotherAnother
綾辻 行人

角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-10-30
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「それが起こってしまうと──始まってしまうとね、その年の三年三組では毎月、必ず一人以上の死者が出るの。生徒自身の場合もあれば、その家族の場合もあったり。事故死だったり病死だったり、ときには自殺だったり、何かの事件に巻き込まれてしまったり……で、これはきっと呪いだ、なんて云われたりもして」

 綾辻行人氏の『Another』を読了。綾辻作品からしばらく離れていたのは、『暗黒館の殺人』の影響が強い。「このミス」や「文春ミステリベスト」に入っている作品が、必ずしも楽しめるものではないようだ、と解ったからである(ファンだからという理由で、僕は採点を甘くすることはない)。また、本作の惹句や、本人の言葉からも、ホラー色が強いということだったので、本作を読むのは敬遠していた。ところが、読んでみて驚いた。ひぐらしのなく頃に、冷たい校舎の時は止まる、という感じで。本書は、ホラーテイストを含んだミステリ小説である。
 驚いた点はいくつかあって、15歳の中学三年生男子の一人称、これがとても読みやすかった。この表現は頑張って書いたのだな、というカ所もあって微笑ましい。『暗黒館』と同じ人が書いたとは思えないくらい、すらすらと読めた。また、幾度か挿入される幕間の会話シーンが、ホラー要素を引き立て、否が応でも続きを気にさせる。ただ、中学生を主人公としているせいか、綾波レイとか、「ローゼンメイデン」を思わせることがなくもない。「ローゼンメイデン」の方は、影響の順番が逆のようだけど。
 第一部では、ホラーと見せかけたミステリという決着をつけたように見せながら、実はホラーが基本のミステリのようである。僕は、『ひぐらしのなく頃に』は、ホラーではなくミステリとして読んでいるので、本作も、(広義の)ミステリとして楽しめた。犯人や方法を当てるのはなく、現象を観測するという枠組みは、『ひぐらし』と同様である。少なくとも、ミステリとしての謎は解決している。第二部の展開は、那須正幹氏の『殺人区域』を彷彿とさせる展開で、自分の正当性を信じるのなら、あの結末は当然とも思える。
 もう一方の驚きは、『ヤングエース』にて、漫画連載されていること。本作を読む前に漫画化を知ったので、綾辻氏お得意のあのトリックは使われていないのだろう、という先入観を持ってしまっていた。そのため、この話をどうやって漫画にするのかと驚いたのだ(しかし、『冷たい校舎』も漫画になっているんだよな)小説でしか使えないトリックを漫画にされるのは、ちょっとどころではない抵抗があるけれど。漫画にもできない、映像でも再現できない、小説ならではのミステリを、やはり綾辻行人氏には書いてもらいたい。と思っているのは、僕の中でのミステリベストが、いつまで経っても『十角館の殺人』だからだろう。ミステリとして読めはしたけれど、これぞ本格ミステリだ、とまでは思えなかった。
 まあ、僕はホラー小説やホラー映画の類は読んだことがないので、この感想は的外れのことを言っているのかもしれないけれど。(2010/07/11)

【え、『Another』のアニメって、キャラクタ原案がいとうのいぢ氏なの?】
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

よんぶん

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)
綾辻 行人

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暗黒館の殺人(二) (講談社文庫)暗黒館の殺人(二) (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 2007-10-16
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暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)
綾辻 行人

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暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 2007-11-15
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「言葉で説明するのはとても難しいんだが、何と云うんだろうか、中也君、君はね、俺と“存在の形”が似ていると、そんなふうに感じられて」

 綾辻行人氏の『暗黒館の殺人』(文庫版)を読了。ノベルス版は既読。1巻2巻、3巻4巻とも、ほぼ発売日に買ったのだけれど、読み始めるまでに2年以上も掛かってしまった。『十角館の殺人』は、新装改訂版を含め、繰り返し読んでいるというのに。ノベルス版は2005年に読んでいて(発売の翌年)、その年に読んだミステリベストにも含めているのだが。
 再読ということで、できる限り注意しながら読んだ。初読のときは、館シリーズ最新作という印象が強かったので、とにかく物語を読み進めていっただけ。文庫版での試みとして、終盤は、中島みゆき氏の「エレーン」「異国」を流して聴きながらの読了。費やした期間は、ノベルス版が2週間、文庫版は1週間。
 とりあえず、玄児さんは煙草を吸い過ぎ。犀川先生でも、そんなに吸わないだろう。あとで説明してあげよう、の科白以上に気になってしまった(『十角館』では、新旧ジュヴナイルすべて、「煙草をくわえる」だが、『暗黒館』では、「煙草を銜える」になっている。まあ、どちらでも構わないのだけれど、気に掛かったことなので)。
 それと、これは意図的なのかもしれないけれど、読点を打つか、文末の文章と繋げた方が自然に思われる、妙な区切りの文章がいくつもあった。『十角館』の新装版では、そのような違和感を覚えなかったので、『暗黒館』特有の書き方かもしれない。明らかに間違いだろうと思ったのが、作家「宮垣杳太郎」。西澤保彦氏も、羽迫由起子の名前を、由紀子とするミスが何度かあった。ただ、ウサコは当初脇役だったから、勘違いしてしまったのかもしれないが、シリーズの主要人物の名前を間違えるだろうか、と思って調べてみたら、ノベルス版では「葉太郎」だったものを、文庫版で「杳太郎」に変更したようである。他作品の内容に触れるので、ここに理由は書けないけれど。
 3巻4巻の帯やリードで、「本格&幻想」に「ゴシック」とルビを振って、「ゴシックミステリ」と読ませていたが、これはなかなか的を射ている。幻想ミステリというのをイメージしていた方であれば、これだけの長さも気に掛からなかっただろう。反対に、本格ミステリを期待していた方にはきつい。とはいえ、ミステリ以外の要素が楽しめなかった訳ではない。玄児と中也のコンビは、少なくとも、江南と鹿谷のコンビよりは魅力的だった。文庫読了時に、ちょうど「人間失格」のアニメを放送していて、葉蔵と堀木のイメージが重なってしまったからかもしれないが。
 (綾辻氏の言う)本格ミステリの、雰囲気作りは良くできていた。舞台設定のためだけに奇妙な人物たちを配置した訳ではなく、その人物特有の条件によっての論理の応酬は、やはり読み応えがあった。犯人に至る論理的な展開は、実に端的で解りやすい。また、4巻はすべてが解答編という趣向はたまらない。最終巻だけは、どうあっても一気読みをしてしまうではないか。幻想要素を削ぎ落として、推理、論理部分を押し出して纏めれば、かなり気の利いた作品になったのでは、と思ったけれど、確か、「フリークス」がそのような短編だったかな。
 そうなのだ、再読して解ったけれど、確かに面白いし、これこそ綾辻行人といった印象もある。それでいながら、館シリーズの他作品を再読することはあっても、本作を読む可能性はかなり薄いような気がする。とは思っているものの、『暗黒館』の新装改訂版が出るのであれば、おそらくきっと読んでしまうのだろうが。
 それよりも。残る館は、いったいいつ姿を見せてくれるのか。なんだかんだと言っても、僕は館シリーズが好きであるし、綾辻行人氏のファンであることはまったく変わらない。(2010/01/12)
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

ワイエー

十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)
綾辻 行人

講談社 2008-09-30
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 読者の皆様へ。
 よかったですね、まだまだ“館シリーズ”は続きます。次の『水車館の殺人』を刮目して待ちましょう。

 綾辻行人氏の『十角館の殺人』(YA!ENTERTAINMENT版)を読了。解説ははやみねかおる氏。新装改訂版を底本として、振り仮名を付け漢字を開き、小中学生に読みやすい配慮をしているようだけど、1ページ18行×48文字、B6サイズに目一杯の活字はつらい。子供たちは、そのようなことを気にしないのだろうか。まあ、僕自身、小学生のころに読んだ本で、レイアウトが読みにくいと思った本はなかったけれど。蘇部健一氏の『恋時雨』を読んだときには、読みにくいと感じなかった。レーベルが同じでも、作品によってレイアウトが違うのかもしれない。機会があれば確かめておこう。
 表紙に登場人物のイラストが描かれており、ううむ、これはと唸ったのだけれど、本文中には、ページ余白にいくらかのカットを挟むのみなので、イラストがあるのは表紙のみ、と考えて良い。内容が変わっている訳ではないので、児童向けとして出す必要があったのか、という気はする。読書やミステリに興味があれば、年齢に関係なく、一般向けの本を手に取ることになるだろうし。けれど、クリスティやクイーンのように、児童向けで刊行されている作品はいくらでもある、まったく需要がないという訳ではないのか。
 事実、続編の『水車館の殺人』も2月に刊行が決まっている。順調に続編が児童書になっていくのなら、あの『暗黒館の殺人』も、いずれはYA!ENTERTAINMENTで発売されるということだろう。それはかなりすごいことであるよなあ(詠嘆)。というか、『十角館の殺人』は、新旧ジュブナイル含めて、数え切れないくらいに読んでいるので、今更まともな感想など書けない。作中でエラリィが演じるマジックは、両方ともできるようにはなったけど。
 気になっているのは、『ファウストvol.8』の綾辻行人インタビュー「京大ミス研とは何だったのか?(仮)」。なかなかに興味を惹かれるタイトル。(仮)だけど。『ファウストvol.1』で、清涼院流水氏がかつての所属サークルについて語っていたのが懐かしい(7年も前のことなのか)。「新本格ミステリ」を特集するようなので、発売が非常に待ち遠しいけれど、いったいいつ発売されるのか。2010年に出るのかね。僕の部屋には、vol.7の販促ポスタが、何故か未だに貼ってある。(2010/02/17)

【星海社のサイトにて、「弊社副社長太田克史が編集する、闘うイラストーリー・ノベルスマガジン『Faust 2011 SUMMER vol.8』は、7月下旬に講談社より刊行の予定です」とのコメントがあったけど、Amazonでは8月11日発売になっている。出るとすれば、まず8月の方か。『ファウスト』重大発表!といっても、今号で『ファウスト』は刊行終了です、みたいなことじゃないのかね。このタイミングで「ファウスト賞」の発表であれば、とんでもない驚きだけどエッ? (;゚⊿゚)ノ マジ? まだ送っていた人がいたのか、という】
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

新装改訂

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 2007-10-16
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 綾辻行人氏の『十角館の殺人〈新装改訂版〉』を読了。刊行時に買ったものの、読むまでに1年経ってしまった。かつての文庫版は、何度も読み返している。内容に違いはなく、文章が読みやすくなったような(内容が違ったら、真相改訂版になってしまう)。面白い作品は、何度読んでも面白い、という感想の他に、個人的なことを少し。
 作中で、エラリィが行うカードマジック、最初のものは初読で方法が解ったのだが、2番目のマジックは、何度読んでも解らなかった。大学生になり、×都へやってきて、それからしばらくして、そちらのマジックもできるようになった(学生時代のとある一時期、マジックに熱中していたのだ)。他には、作中人物のモデルが解るようになった。誰が誰とは言わない(言えない)けれど、巽昌章氏など、そのままである。
 ファンとしては、改訂版よりも、次の館を早く読みたい。けれど、館シリーズの新作よりも、改訂版の方が、先に出てしまうのだろうなあ。(2008/10/24)
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

自己紹介

 今後過去感想を上げることがあっても、連続して載せることはないかと、と7月17日に書いているけれど、それが案外そうでもないかと。1年以上続けているブログでありながら、まともな自己紹介は書かれていない。というのは、あえて自分を紹介しなくとも、日記の内容で、ひととなりは解ってもらえるのではないか、と思っていたからで、今でもそれは変わらない。
 ただ、僕の趣味は読書で、これが好きであれが好きでということは、その本を買ったとき、あるいは読んだときにしか書くことができない。そこで、自己紹介、僕が好む本の目安として、過去感想を上げておこうと思う。かつての僕は、読んだ本すべて、聴いたCDすべて、見た番組、映画すべて、自分が触れた創作媒体のほとんどの感想を書いていた。躍起になって、書けない感想を無理して書いていたけれど、やはり需要などなかった。結局、感想を書くために本を読むという状況が嫌になり、感想を書くのを止め、ブログを辞めることに繋がったのだ。
 今はもう、すべての感想を書くということはしないので、まあ、それなりに続けられている。ただ、かつて書いた感想で、それなりに思い入れのあるものは、かなりの分量を費やしているし、好きな作品に対しては、かなり熱を持って書かれている。それを埋もれさせてしまうのは惜しいので(僕だけが)、もう少しだけ、過去感想を掲載しておこう。しばらくは、現在と過去の感想が混ざるけど、元本を3年、4年経って読んでいるので、混ざった感じはしないかもしれない。まあ、このようにしてしまうと、感想ブログじゃないよ、とは言えなくなってしまうので、少しだけ感想ブログだよ、ということにしておこう(=´―`)ノ ヨロシク
 ただし、小説、漫画、ゲーム、音楽、映画、といったカテゴリを作ることはしない。そこまでいったら、やはりブログは止めてしまおう。あくまで、「ブログなんか、書いている場合ではない」ということを前提に。しかし、まったく説得力がないよなあ( ノД`)ダラダラ…
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
あのねこながい。
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体調維持。腹八分目。消化で体力を消耗しない。節約して貯金。同情より金。とにかく金。同情するなら金をくれッ!!

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