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ライフ(20) <完> (講談社コミックスフレンド B)ライフ(20) <完> (講談社コミックスフレンド B)
すえのぶ けいこ

講談社 2009-04-13
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 『ライフ20』を読了。ドラマの最終回が漫画的だったのに対し、現実的な終わり方。加害者本人が告訴を頼むことはないにしても、逃げ続ける選択をしないのであれば、警察へ行くのはもっとも妥当な展開だろう(信用できるできないの問題はあるけれど)。
 第79回は、1話すべてが、歩と羽鳥さんのお別れエピソードに費やされている。漫画ならではの密度の高さで、小説ではなかなか表現が難しい。かつて、歩を励ますために羽鳥さんが行ったことを、歩が行えるようになっている。ここまで来るのは実に長かった、と思ったけれど、作中時間はまだ1年も経っていない(連載は7年続いていたというのに)。最終回で、歩の母親の、「もう、がんばらなくていいんだからね」というセリフが染みた。すえのぶけいこ氏の作品では、僕は『ビタミン』が好きなのですよ。
 基本的に僕は、面白い作品であれば、それが男性向け女性向け子供向け大人向けといったことは気にしないのだが、本作に関しては、多少事情が異なる。今でも続いているのかは知らないけれど、朝日新聞の夕刊で、週に1度、漫画の本を紹介するコーナがあり、そこで紹介されていたのがきっかけだった(読み物としてはなく、資料として買ったのだ)。同時に紹介されていた『問題のない私たち』や、「R-17」の原作として知った、ももち麗子氏の「問題提起シリーズ」も、のちに購入することになるのだが、始まりはすべて、すえのぶけいこ氏にあった。ただ、さすがに3作続けて、いじめをテーマにすることはないだろうから、次回作は買わない確率が高い(現状、五十嵐かおる氏のコミックスが、気に掛かっている)。だからまあ、純粋に少女漫画という意味で買ったのは、『トーマの心臓』(文庫版)1冊のみである。

【感想を書いてから公開するまでの期間が長いため、既に、すえのぶけいこ氏の新連載「リミット」が開始されている。発売時に買った本だけでも、感想の公開を早めにしておいた方が良いかもしれない、と思ってはいるものの】(2009/10/16)
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
あのねこながい。
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