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ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書)ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書)
川崎 昌平

幻冬舎 2007-09
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 先のことなんて知らないし、知りたくもない。僕には明日しかない。

 川崎昌平氏の『ネットカフェ難民 ドキュメント「最底辺生活」』を読了。2012年の読了本が55冊という、ここ16年では最低の少なさだったため、今年はがつがつ本を読むぞ、と思い、年明け早々、元日に読み始めた。年越し無職だった去年は、『今日、ホームレスになった』と『ビッグイシューの挑戦』を借りてきたものの、職のない状況で読むのがきつく、結局読まずに返してしまった。その雪辱を晴らすべく、1年前と同様、閉館する前の年末の図書館にて、同様のテーマの作品を借りてきたのだ。それと、今年は新書を読んでみよう、と思ったこともある。
 タイトルと裏表紙のあらすじが合っていない。「メディアが映し出さない“最底辺”の実録」とあるけれど、最底辺じゃないから、映し出さないのでは、と思ってしまった。バイト代出すので、1カ月ネットカフェ難民やってくれませんか、毎日、日記を書くことを条件で、みたいな。なんというか、余裕のある人なんだよ。
 いや、ネットカフェ難民すべてが、切羽詰まっていることもないだろうけど、タイトルから想像していた内容とは違っていた。不定期とはいえ、家庭教師のアルバイトをしているし、いよいよとなれば、実家に帰ることもできる。無職期間に死にそうな生活をしていた僕にとっては、これだけ裕福なのに、難民なんて言葉を使うなよ、と思ってしまった。個人のブログを見ていると、本書よりも厳しい生活をされている、強いられている方はたくさんいる。
 とはいえ、ブログとは違って、文章は読みやすく、章ごとの注釈も解りやすい。それに、考えや発想が独特で面白い。ネットカフェについては、さすがにそこで生活しているから、かなり詳しく書かれている。なるほど、と思うこともしばしば。ネットカフェ難民とはどういうものか、その触りを知るのには適しているのかもしれない。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
あのねこながい。
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