あれから350ml

 ブログの公開順だと、昨日の今日のように思えるけれど、実際は10日くらい経っている。酒は350ml。という決まりはどうにか守れており、腹立ったとき、苛立ったとき、要するに、感情が不安定になったときでも、500mlを買うことなく、350mlで済ませることができた(ムカついて酒を飲むのをやめるべきなんだが)。
 350mlを2本買うなら、500ml1本にした方が良い気もするけれど、その場合、500mlが1本で済まない場合が多く、1度500mlを買ってしまうと、この前買ったのだから、と考えて、500mlを数本買ってしまうこともあり得る。週末に酒を飲むのは構わない。ただし、今後は350mlを徹底する。それを守れるようになったら、複数購入をやめて、350ml1本で済ませることができるように。いきなり酒をやめる、ということはできそうにないので、少しずつで良いから、減らしていこう。みたいな感じで、3日続けて酒飲みに関する記事を公開しております。後悔ではなくて。いや、ばたんきゅは後悔しているけれど。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

今日から350ml

 酒は350ml。1本のみが守れなくても、350mlのみは守れるはず。
 決めたことを訂正するとき、それが賢明な判断なのか、苦しさから逃げているのかが、自分では判断できない。守れない決まりを作るのは単なるバカで、守れる決まりしか作らないのも単なるバカである。頑張ればどうにか守れる、というぎりぎりのラインが理想。月の食費1万5000円というのが、数年の食費を鑑みて設定した目標で、これがベストラインである。
 酒は1本のみ、という決まりをいつ作ったのかは忘れたけれど、これがほとんど守れていない。しかも、500mlを数本買ってしまうこともざらにある。数本買うなら350mlにしよう、という決まりも守れていない。原因ははっきりしていて、というか、それを理由にだらだら買っていたわけだけど。食料を買いに行く自宅最寄りスーパでは、度数の高いチューハイが500mlしか売っていない。このチューハイだけは例外として買おう、という考えが、他の酒も500mlで良いだろう、という考えに繋がってしまったのだ。
 今回改めて考え直してみたところ。べつに、このメーカのチューハイじゃなくても構わないのだ。味の違いが解るほどの通ではない。度数の高いチューハイが欲しければ、スーパで食料を買ったあと、同じ通りにある酒屋の自販機で、度数の高いチューハイの350mlを買えば良い。これだけのこと。他のスーパやコンビニでは、350ml、500mlの両方を売っているのに、500mlしか売っていない最寄りスーパを前提として考えていたのだ。 冷静に考えていたつもりで、自分に都合の良い決まりを作っていたという。まったく、どれだけバカなんだよ。とはいえ、飽きもせず、酒のことを何度も考え続けたおかげで気づいたと言える。
 週末、休日になると、数本飲んでしまうことが多く、500mlだといろいろ危ない。安全を考えて、350mlをデフォルト設定にしておくべき。それが守れるようになれば、度数の高いチューハイをやめて、普通のチューハイだけにする、という段階に進める。ビールや発泡酒はだいたい、アルコール度数5パーセントだから、度数の高いチューハイではなく、普通のチューハイで充分なはずなんだよ。酔い足りないこともあるだろうけど、ばたんきゅするよりはずっと良い。
 ともかく、500mlを飲んでしまう足枷は外すことができた。従来からの決まりを合わせて、酒は週末のみ。350mlのみ。を守るよう。
 
 この記事が公開されるのは、早くても1週間後、遅ければそれ以上あとなので、そのときに守れているかどうか。未来日記みたいだな。いや、違う。この記事を読むときには、既に過去のことだから、いつも通りの過去日記ではないか。とにかく守れ。酒飲みの決まりを守れと。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

形影相弔

 贅沢ってやつはさ…… 小出しじゃダメなんだ……! やるときはきっちりやった方がいい……! それでこそ 次の節制の励みになるってもんさ……!
(賭博破壊録カイジ 第7話「亀裂」/福本伸行)

 この引用は何回目になるのか。
 酒を飲むこと自体が贅沢なので、500mlは不可だとか、度数の高いチューハイは不可だとか、そんな決まりはナンセンス。飲みたい酒を飲めば良い。ただし週末(休日)のみ。平日に託けたら切りがない。残業したときは、今日は疲れたし残業代が入るから酒を買っても良いだろうと考えてしまい、定時上がりのときは、今日は帰りが早いし酒を飲んでも朝までには抜けるから買っても良いだろう、と考えてしまい、週末になったら、今日は週末だし明日仕事は休みだから酒を飲んでも良いだろうと考えてしまい、曜日に関係なく、ムカつきや腹立ちがあるとこんちくしょうと思って飲んでしまい、不安や怯えがあるとどうしようもなくなって飲んでしまい──って、死ぬわ。平日買物不可。酒は週末のみ。とにかく、これだけは守れ。それが、目的への第一歩。生活を安定させる第一歩。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

自宅で作業服を着る

 これまでずっと、高校時代に使っていたジャージを夏用の部屋着に使っていたわけだが、それが去年、何カ月前かは忘れたけれど、全く以て使えないくらいになってしまった。高校時代のジャージというのは、全日制高校のジャージと定時制高校のジャージである。10代と30代で体型が変わらないのはどうなのか。全日制高校には良い思い出がないので、定時制高校のジャージを着古してから使い始めたけれど、そのジャージも解れて破れて、ぼろぼろになってしまった。外出するわけではなく部屋着なので、誰に見られることもない。使える以上は使っておこうと考えて、使える限界まで使い果たした。全日制、定時制のジャージを、トータルで14年くらい使用していたのだ。ジャージにとっても悔いはないだろう。補足すると、郵便や宅配が来るときは、よそ行きの、というか、外出用の服に着替えて受け取っている。
 冬用の部屋着は、フリースの上下や、タートルネックなどがあるけれど、夏用の部屋着はジャージくらいしかない。とはいえ、洗濯をしないわけにはいかないので、使い古して外出には使えないようなジーンズと交互に着ていた。上着は、適当なシャツがいくらでもある。そしてこの春、部屋着に作業服の上下を加えることにした。と書いただけでは、ひどい勘違いをされそうなので説明すると。サンダル工場で支給され、仕事では着たことのないまっさらなシャツとズボンである。まんまブルーカラーなんだが、部屋着なので問題はない。作業用に作られた服なので、通気性は良い。どうして使っていないのかというと、使う前に仕事を辞めてしまったからである。アルバイトの給料としては、過去最高だったというのに。僕のへたれさが炸裂して、5カ月ほどで好条件の仕事を辞めてしまったのだ。そのため、まっさらな作業服を部屋着で使うことができるわけだが、と軽く書けるくらいの気持ちにはなっている。当時は、現状を冷静に書く余裕がなかったんだよな。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

高学歴と人間関係は、そもそも違う性質であり、独立している。

 高学歴で低年収、33歳女性の明るすぎる貧困

 どのような状況であれ、突破口は必ずある。問題は、それができるかどうか。こういう潔さを持てる人はすごいよな。結局のところ、なんだかんだと考えはするけれど、僕は思い切ることができない。最良の解決策が何であるかは、とうに解っているはずなのに。

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駈込み訴え

 100年に1度くらいしかコメントのないブログなので、コメントがあっても気づくまでに時間が掛かり、返事を書くまでに時間が掛かってしまう。その対策として、コメントをサイドバーに表示してみたものの、そう都合良くコメントがあるわけでもない。どうしたものかと考えていたところ、コメントをメールで通知する機能があることに気がついた。返信の遅れはともかく、この機能を使えば、コメントに100年気づかないということはなくなる。早速、メール通知を設定した。さあ、レッツ、コメコメ!
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

進捗状況

 通勤時のD-snap、アニメ、ゲーム音源を終了、サウンドトラックの開始。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

うどんレベル7

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 きつねうどん。

 大本命のきつねうどん。市販の味付き油揚げがうまい。ちなみに、大阪で「きつねうどん」を頼むと「きつねうどん」が出てくる。って、あれ。きつねうどんは全国共通だった。僕が関東出身で関西在住のせいか、そばとうどん、きつねとたぬきの違いが解りにくい。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

そばレベル7

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 きつねそば。

 大本命のきつねそば。市販の味付き油揚げがうまい。ちなみに、大阪で「きつねそば」を頼むと「たぬきそば」が出てくる。解りにくいなこの説明。僕が関東出身で関西在住だからか。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

僕の職場に1日中帽子をかぶっている人がいる

 それは僕のことだが。
 正確に書くと、僕の職場に1日中帽子をかぶっている僕がいる。というおかしな文章になってしまうけど、事実なのだから仕方がない。

 工場の仕事では、作業服上下に加え、帽子をかぶっているところも多い。今の職場は、作業服プラス帽子プラス安全靴がデフォルト設定である。出勤して、更衣室で作業服に着替える。このときに作業帽子をかぶる。そして、部署ごとの朝礼のあと、仕事が始まる。全体朝礼というのが、月に2回ほどあって、パート以外の従業員がすべて参加するのだけれど、このときは、誰も帽子をかぶっていない。僕もそれに倣っている。おそらく、工場長だとか、常務だとか、たまに社長のお話があるからかもしれない。
 ともあれ、作業帽子をかぶって仕事を始める。午前の5分休憩、昼休みの食堂、午後の5分休憩、残業があるときは、残業前の5分休憩も含め、僕は仕事中も休憩中も、ずっと帽子をかぶっている。仕事が終わると、更衣室で私服に着替える。このとき、作業帽子を脱ぐのだが、持参している私物の帽子をかぶる。つまり、仕事が終わっても、僕は帽子をかぶっているのだ。電車に乗って家へ帰り、そこでようやく帽子を脱ぐ。

 実にどうでも良いWhy done it? なんだけど、たまにはこういう記事も書いてみよう。
 僕はハゲでもないし薄毛でもない。フサフサである。それらが理由であるのなら、行きの通勤電車でも帽子をかぶっている。そう、行きの電車では帽子をかぶっていない。職場へ行ってからかぶるのだ。それ以降、家に帰るまでは帽子を脱がない(正確には、仕事が終わると、作業帽子から私物帽子に替えるわけだが)。
 私は読者に挑戦する、というほど大げさなことではないけれど。僕が職場で1日中帽子をかぶっている理由とは? 解る人にはすぐに解るし、真面目に考える人はまずいないと思うけど、解答編は追記に。正解したからといって、何も特典はないのだが。──って、待てよ。食堂で一緒になる人たちは、僕がハゲや薄毛を隠していると思っているのかもしれない。なんてことだ( ゚д゚)ポカーン

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リバイバルしない

 これは便利さの弊害と言っても良いのだけれど。
 今や録画した番組を倍速で見ることができるし、字幕放送に対応している番組も多い。僕は大抵、録画した番組を1.3倍速で見るのだが、残量が少ないときは、1.5倍速で見ることがある。ただ、その場合、聞き取れない科白があったとき、巻き戻して通常再生して、更には字幕を表示させることが多い。早く見終わるために1.5倍速にしたのに、それ以上に時間が掛かっているという。
 連休中も、「アニソン三昧」を聞けるところだけ聞こうとしたのだが、結局は16時間すべて録音してしまった。それを少しずつ聞いていこうと考えたのだけど、やはり、聞き取れない言葉があると、巻き戻して聞いてしまう。録音することによって、聞くための時間が余計に掛かってしまうのだ。テレビにしても、ラジオにしても、録画環境、録音環境がないとき、あるいは、録画録音をしないときは気にすることはないのだけれど。というか、僕が見るテレビというのは、基本、録画した番組のことで、リアルタイムで見る番組は「笑点」くらいしかない。
 なればこそ。録画した番組は、基本、1.3倍速で見ることにしている(歌番組のみ通常再生)。だが、録画番組が溜まり過ぎて、少しでも多く減らすために1.5倍速で見てしまい、聞き取れない科白があって、巻き戻して見るという。って、あれ。なんてことだ。エンドレスハムスタは、酒飲みだけではなく、録画番組にも適応されていたのか。
 というか、「ハムスタについて」の記事もそろそろ書いておかなければ。ほとんどの人が、ハムスタの比喩を勘違いしていると思うんだよ。まあ、それを狙って書いたわけだが。ハムスタは、回し車を走り続ける、いつまでも同じところを回っている、という意味ではないよ。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

交代制昼休み

 本来は、「この頃なんだかおかしな具合になってきたなあ……」という記事で書くつもりでいたけれど、長くなりそうなので触れなかったことを書いておこう。新しい作業のことではなく、昼休みとペットボトルのことである。

 以前書いたように、今の職場は昼休みが交代制になっていて、早い方と遅い方に分かれている。本来の作業場だと、僕と若い社員が同じ時間帯、上司が別の時間帯である。別場所で作業をするときは、担当の年配社員とパートのおばちゃんの昼休みに合わせなければいけない。早い遅いに関係なく、僕が手伝うのは遅い方の昼休みが終わる時間まで。手伝いに行く僕が、ひとりで作業ができるはずもなく、時間帯を合わせるのは当然のこと。ただ、別場所の昼休みは、これまでとは別の時間帯である。
 つまり、以前の昼休みには会わなかった人たちと食事の時間が重なり、僕が座る席を新しく探さなければいけない。最初に話を聞いたとき、新しい作業よりも、こちらの方を億劫に感じた。食堂の席は自由なので、どこに座っても良いはずだけど、暗黙の了解で、だいたいは座る位置が決まっている。
 また、これまでの昼休みは、若い社員が多く、年配社員が少し混ざっているくらいだった。そこで見掛けない人たち、壮年の管理職、年配のベテラン従業員、パートのおばちゃん、周りの迷惑を気にしない、自信と貫録を持っている人たちが一緒になると推測できる。俺の席に座るな、などと言う人はいないだろうけど、誰かの席に座ってしまうことは避けたい。

 もうひとつ億劫なことがある。僕はペットボトルに麦茶なり烏龍茶を入れて、職場に持っていく。これまでは、作業場近くの休憩室というか荷物置き場のようなところに置いておき、5分休憩や、食堂から戻ってきて飲むことが多かった。本来の作業場と、手伝いに行く別場所は、それなりに離れているので、取りに戻っていたら、5分休憩など終わってしまう。別場所で作業を始めると、それは別場所の荷物置き場に置くことになる。冬場なら、水分補給は最低限で良いけれど、夏に向かうこれからの時期、休み時間に水分を摂らないのはきつい。
 さて、昼休みにペットボトルをどうするか。昼休みが早い方であれば問題はない。別場所の荷物置き場に置いておき、食事を摂って昼休みを終えたら、別場所に戻って作業を再開する。時間が来たら、ペットボトルを持って、本来の作業場に戻れば良い。昼休みが遅い方だと、別場所での作業を終えて、食事を摂ったあと、本来の作業場に戻るのが自然な流れである。
 ただ、その場合、ペットボトルを食堂に持っていくことになる。僕はいつも、食堂に用意されたお茶を飲んでいるのだが、ペットボトルを持っていくと、お茶を飲みにくくなるのではないか、と考えてしまった。ペットボトルを持っているのに、なんでお茶飲んでるん? などと言う人はいないだろうけど。
 それなら、別場所の荷物置き場にペットボトルを置いたままにして、食事を終えたあとに取りにくれば良いのだが、別場所には常時動かしている機械はないので、昼休みが来ると、作業場の電気はすべて消されてしまう。昼休みに戻ってきて、こそこそ作業場に戻り、荷物置き場を物色するような真似は避けたい。というように、新しい作業に対する不安もあるのだが、作業以外のことも、いろいろと心配してしまうのだ。

 それのどこが心配事なのか、と思う人が多いだろうけど、僕には不安要素でしかない。ブログで書いているのは、ほんの一部分だけ。僕の半分は不安でできている、と言っても過言ではない。僕のブログを読んでいる人は、これを区切りに、読むのをやめた方が良い。僕はこんな人なんだよ。へたれさ炸裂っ(ノ゚⊿゚)ノカシューン! 

 そんなわけで。別場所手伝い最初の週のことを書いておこう。
 初めての作業なので、最初は年配社員にいろいろと注意された。違う、そうじゃない。椅子と脚立、全然違う、全然違う。みたいなことは言わないけれど。それでも、2日、3日すると、ある程度は慣れてきた。それに、別場所での作業は、製品を加工する作業ではなく、加工した製品に処理をする作業なので、機械油で汚れることがない。こちらの作業も、それなりに利点はある。午後からは、機械油で汚れる作業に戻るれど。作業内容のことはこれくらいにして。本題に入ろう。
 初週は昼休みが遅い方。ペットボトルはどうしようか、結論が出ないまま、初日を迎えてしまった。このままだと、真っ暗になった作業場に取りに戻らなければいけなくなる。と思っていたのだが、昼休みになる直前、5分前くらいに気がついた。ロッカに置いておけば良いのではないか。ロッカのある更衣室は、別場所のすぐ近くにあるのだ。
 つまり、昼休みになったら、ペットボトルをロッカに置いておき、食堂で昼食を摂ったあと、ロッカに取りに戻れば良い。ロッカならば、気兼ねなく出入りすることができる。食堂からロッカに戻り、更に本来の作業場に戻ることになるけれど、やきもきして別場所の荷物置き場に置いておくよりはずっと良い。なんてことだ、ここへ来て、究極の抜け道を紡ぎだすとは。
 昼休みになると、年配社員によって作業場の電気が消された。僕はペットボトルを持ってロッカへ向かう。ペットボトルをロッカに置くと、急ぐことなく食堂へ。ある程度、席が埋まっている状態で、空いている席に座ろうと考えたのだ。ただ、それでも早かったようで、席に着いている人の方が少なかった。たぶんこれは、昼休みになってすぐに食堂へは行かない、煙草を吸ったり、水を飲んだり、一休みしてから食堂へ来る人が多いからだと思われる。なんという誤算。
 来てしまった以上は仕方がない。カウンタで定食を受け取り、誰も座っていないテーブルの端に座った。そこで食事をしていたら、年配のベテラン従業員たちが同じテーブルに座り始めた。なんてことだ、ここはおじいちゃん席だったのか。僕の座っている場所も、本来は誰かが座っている席かもしれない。だが、そんなことを訊く勇気を持っていないので、僕はそそくさと食事を終えて席を立った。
 それでも、食べている間に、おおよその把握はできた。この時間の食堂は、管理職が座るエリア、年配従業員が座るエリア、パートの人たちが座るエリア、そして、若い社員が点在するエリアに分かれていた。僕が座るべきは、若い社員が点在しているエリアである。この中の空いた席に座るのがベスト。
 結局、この週は、毎日違う席に座った。どの席が確実に空いているかを見極める日々だった。そして、カウンタからもっとも遠いテーブルが、いつも空いていることに気づく。確かに、不便な席だけあって、誰も使っていないのだろう。いよいよとなれば、あの席に座ろう。どうにか、最低限の安全は確保できた。まったく、仕事とは関係のない不安に、僕はいつもやきもきさせられているのだ。
 4月9日にして、食費が1万5000円を超えてしまったのは、これらの不安要素が原因である。食堂の席はどこに座れば良いか、ペットボトルはどこに置いておけば良いか、そのことが不安で酒を飲んでいたのだ。こんなことで怯えてどうするのか、と思うけど、心配なものは仕方がない。酒を飲んで解決する問題ではないのだが。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

言葉にできない

 そんなわけで、連休明けの仕事に行ってきた。
 連休明けは、例によって朝の挨拶ができない。正確には、やたらと掠れて、裏声みたいになっているのだ。慌ててゴホゴホと咳をして、風邪を引いているので、こんな声になっているんですよゴホゴホ、と振る舞った次第。1週間近く、誰とも話していなければ、声も出なくなるわな、と思っていたのだけれど。それって、おかしくないか、ということに気がついた。
 全日制高校を辞めて、定時制高校に編入するまで、僕は家族とも、当然、かつての同級生ともほとんど話していない。それなのに、声が出なくなった、という覚えはない。そこまで遡らなくても、学生時代の長期休暇は、実家に帰ることもなく、サークル活動が毎日あるわけでもないので、1週間、2週間、ひきこもって過ごすことはざらにあった。それでも、声が出なくなった、という覚えはない。つまり、人と話さないからといって、声が出なくなるわけではない。少なくとも、僕の経験上は。
 高校、大学、そして現在、連休の過ごし方で何が違うのかというと、考えるまでもなく明らかである。酒を飲んでいるか、飲んでいないか。高校生のころは酒など飲まないし、大学生のころは、酒なんてたまにしか飲んでいなかった。けれど、働き始めてから、特にここ数年の連休は、毎日と言って良いほどに酒を飲んでいる。
 今年の連休も、最終日は飲み食いをやめて、翌日からの仕事のために体調を安定させよう、と考えていたのだが。実際は、朝に酒を飲んで、昼に酒を飲んで、夕方に酒を飲んで、夜に酒を飲んでしまった。結局、連休は、ほぼ毎日酒を飲んでいたのだ。やはり、連休中、誰とも話さないひとりぼっちだから声が出なくなったのではなく、酒を飲み過ぎたから、声が出なくなったのではないか、と推測される。
 これが、酒焼けというものか。働き始めて声が出なくなったのは、決まって連休明けである。この推測は、的を射ているかもしれない。
 それを確かめるには、お盆休みに酒を控えて、休み明けに挨拶ができるかどうかを調べれば良い。できれば原因は酒である。ひとりぼっちで数日過ごしたからといって、声が出なくなるわけではない、ということが証明される。ただ、連休中に買った3カ月定期が、ちょうどお盆休み前に切れるので、仕事を辞めて地元へ帰るベストタイミングである。それ以前に仕事を辞めているのか、それ以降も仕事を続けているのか。僕の行方は誰も知らない。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
あのねこながい。
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もぐさ

Author:もぐさ
30代フリーター。アルバイトで食いつないでいます。

体調維持。腹八分目。消化で体力を消耗しない。節約して貯金。同情より金。とにかく金。同情するなら金をくれッ!!

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