言えるわけがない。
しあわせスパイラル始めますか
予定が未定に

 残業を減らしてもらうことで決着したけれど、これ以上、上司と揉めるのも面倒なので、今の職場に勤めるのは、長くても今年一杯にしよう。当初はここまで続ける気はなかったのだが、3年も勤めれば充分だろう。なんだかんだで、これまでの仕事でもっと長い。 
 寒くなるこの時期に、引っ越しの準備やら手続きやらをする気にはなれないので、もうしばらくはこちらで暮らそう。派遣会社に登録しているのだから、年内に別の仕事を紹介してもらい、その仕事を数カ月やったあとで、今度こそ本当に実家に帰る。そして、正社員の仕事を探すのだ。
 というのが、怒涛の7日連続欠勤から復帰したあとに決めた予定だった。今のところ、担当と母親にしか話していない。工場から引き止められるとか、時給が上がるとか、そのような展開にでもならない以上、変わることはない。あと2カ月、どうにか頑張ろう、と考えていた。

 それなのに、今週末に同じ作業場の若い社員が辞めてしまった。全く以て予想外である。7年以上勤めている社員だったから、このまま続けるのだと思っていた。急なことには変わりがないのだが、僕が欠勤しているときの部署ごとの朝礼で伝えていたのかもしれない。僕が知ったのが、欠勤明けの日だっただけのことだろう。
 3年近く同じ作業場で仕事をしているけれど、仕事以外の話をしたことがない。休憩のときでも話さない。年下という年齢を考えれば話すのは簡単だけど、向こうが正社員、こちらが派遣社員ということもあり、気軽に声を掛けることができなかった。パートのおばちゃんは、これはどこの職場でも同じなんだけど、年齢も役職も関係なく、ずけずけと踏み込んで話し掛けることができるのだ。それがおばちゃんと呼ばれる人たちである。
 同じ部署の人は何人かいるのだが、僕が直接関わるのは、上司と若い社員のみ。不満がまったくないわけではないけれど、これまでの仕事に比べれば我慢できないほどのものはなく、どうにか続けることができたのだ。ここへ来て彼がいなくなると、これまでの均衡が崩れてしまう。
 というか、このまま僕が辞めて良いものかという躊躇いが生じてしまった。いや、僕が辞めたところで、次の派遣を入れれば良いだけのことだけど、部署と作業場が不安定な状況で去るのは申し訳がない。上司に不満があったとはいえ、馬鹿みたいな欠勤を続けても、なんだかんだで働かせてもらうことができた。僕の気持ちさえ前向きなら、悩むようなことでもなかったのだ。
 とはいえ、今後がどうなるかが解らない。若い社員が辞めたことで、僕の仕事が忙しくなるかもしれないし、減ったはずの残業を戻されるかもしれない。その辺りはどうなるかは解らないので、来週以降の様子を見ようと思う。しんどくなるようであれば、当初の予定通り、今年で終わりにするしかない。
 とりあえずは、辞めてしまった若い社員に関する記事、「傷物語(前)」「ニュータイプを見つける」を早いうちに書いてしまおう。辞める前に書きたかったけど、いきなり辞めてしまったので仕方がない。ロッカのおっさんエピソードも、辞めてから書いた記事である。余り気にしないように。

 というのが、今週末の仕事を終えた時点での予定だった。
 それなのに、その日受け取った給料明細を見ると、時給が20円上がっていた。7日連続で欠勤したというのに、10月から時給が920円に変わっていたのだ。いや、嬉しいに決まっているのだが、毎月のように欠勤をしていたへたれが、まさか昇給するとは思わなかった。最初に見たときは、休みが多くて時給を減らされたのかと勘違いしてしまったくらい。
 ちょうど1年前、時給が20円上がったんだけど、2週間後に昼食代が40円上がったため、喜んだのは束の間だった。月の給料が4000円増えたと思ったら、昼食代で900円減らされて、結局は3000円の増加だった。それでも嬉しいことには変わらない。
 今回は、それに加えて20円上がっている。残業は減ったものの、月の給料が4000円増える。これは大きい。僕は無洗米5㎏を約2000円で買っていて、(麺類と並行して)それが2カ月くらい持つ。ということは、増えたひと月の時給で、4カ月生き延びることができる。これも予想していなかった。
 時給を上げられた現況、これより安い仕事に移ることができるのか、という問題が発生してしまった。いずれにしろ、実家に帰ることは決めているので、今の仕事を続けられるのであれば、ぎりぎりまで勤めておきたい。結局のところ、体調よりも気持ちの問題なのだ。
 残業だろうが、6日連続出勤だろうが、全く以て構わない。がんがん稼ぐぜ、と考えていた、今の仕事を始めたころの気力を取り戻すことができれば。あるいは、諦めでも割り切りでも、増えた時給にしがみつくことができれば。これに関しては、来週以降の人数が減った作業がどうなるのか、僕の仕事が変わるのか、きつくなるのか、変わらないのか、この辺りを判断して決めようと思う。

どう書いても、読み手の大部分は自分の都合の良い方へ解釈する。




あのねこながい。


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