帰郷日記2

11月23日(水)
 22時50分大阪駅発の夜行バスは、予定通り、7時5分に静岡駅北口に到着した。目の前がバスターミナルになっているので、路線バスに乗り換え、実家最寄りの停留所まで乗っていくはずだったけど、携帯でバスの時刻表を調べて(ノ゚⊿゚)ノびっくり!! 高速バスは7時5分に到着するのに、乗り換えるバスは7時ちょうど発車するのだ。そこまでは調べていなかった。実家方面のバスは、本数が少なく、1時間に2本しか出ないので、10分かそこいら待てば乗れるだろうと考えていたけれど、まさか直前に出てしまうとは。なんてこった。
 とりあえず、停留所まで行ってみて、時刻表を確かめるけど、やはりバスは出てしまったようだった。5分や10分遅れることがざらな路線なので、停留所で待っている人たちに訊いてみようかと思ったけれど、この停留所に停まるバスは、僕が乗る路線ひとつだけではない。マイナな路線のバスの名前を言って、( ゚д゚)ポカーン とされるのも嫌だったから、バスは定刻通りに到着したのだろうと思うことにした。こういうとき、気軽にものを訊ねることができないので、自分で決めて納得するしかないのだ。
 次のバスは、30分はあとになる。あいにくの雨の中、待っているのもつらいので、バスは止めて電車で帰ることにした。駅前に到着したから、バスでも電車でも帰れるのだ。もっとも、電車の場合は、更にまたバスに乗らなければいけないけれど、雨の中で30分も待っているよりはずっといい。寒いので、静岡駅に戻って、トイレで用を済ませてくる。

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 「しずおかどうだった?」って、来たばっかだよ、まだ帰んないよ。などと、こっこの広告に突っ込みを入れる。他県の人は知らないだろうけど、この生き物は、静岡では有名なのだ。こっこっこっと鳴く。しかもうまいヽ( ´¬`)ノ ワ~イ !!
 切符を買って、静岡駅から清水駅までJRで移動する。静岡鉄道も、ほぼ平行に走っている。懐かしい風景を眺めつつ、サッカーの街清水へ。今だったら、ちびまる子ちゃんが有名だ。昔だったら、清水次郎長が有名か。ここが、僕の実家の最寄り駅なんだけど、駅自体も、駅周辺も変わっている。なんか、ここ数年でとんでもなく近代化して、古き良き田舎はどこへ行ってしまったんだ。探検、発見、され尽くしてしまった僕の町、という感じ。

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 実際に、どこかへ行ってしまったのはバスターミナルだった。かつては、清水駅からいくらか歩いた場所にバスターミナルがあったけど、何故か目の前にあって驚くエッ? (;゚⊿゚)ノ マジ? これはおそらく、旧バスターミナルが、この場所に移動したんだなと思うものの、旧バスターミナル跡地まで行って確認するもぐもぐさ。うむ、バス停は駅前にしかあり得ない。
 やがてきたバスに乗って、実家最寄りのバス停まで乗る。上り下りの違いはあるけれど、静岡駅から乗った場合のバスと同じ停留所である。というか、同じ路線で、静岡駅を出たバスが、実家最寄りの停留所を通り、清水駅へと着くのだ。そしてまた、同じルートで戻っていく。バスに乗って驚いたのが、座席数がとんでもなく少なくなっている。その分、席が大きくなっているけれど、なんだこれ、10人座れるかどうかじゃないのか。なんでこんな変な改装をしているんだ。
 などと思いつつ、8時過ぎに、実家最寄りのバス停へ着く。ちょうど、傘を持った母親が、やってくるところだった。事前に、メールで連絡をしていたのだ。小さく畳める折り畳み傘を壊してしまい、傘は持ってきていなかった。実家に帰るのは3年振り、母親や家族に会うのは1年半振りである。

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 これがツタヤだ。この辺に、娯楽施設はここしかない。道すがら、バスの座席が少なくなっていることを話したら、今はそれで充分なのだとか。もともと本数の少ない路線で、乗客も減っているそうだ。なんとなく寂しい気がしたけれど、静岡鉄道の心配をする余裕はない。それよりも、大切な話が僕にはあるのだ。それを話してしまわなければ、落ち着いて食事も摂れない。
 ここへ来て、恥ずかしがっても仕方がない。借金のことを話したんだけど、父親には内緒にしてあるようで、母親との話だけで終わってしまった。父親は、僕が高校を辞めたときも、16歳で無職だったときも、何を言うでもなく、口を出すこともなかった。理解がある、というのではなく、すべて母親任せというだけで。まあ、額が額なので、言って揉めるより、母親経由で済ませてしまった方がいい。そのため、土下座をしてでもという意気込みはなくなってしまったけれど、借りたものは返さなければいけない。今後、少しずつでも、何年掛かろうとも。

 久方振りの実家到着。おみやげは買ってきたものの、父親や妹と話すのが一苦労なんだよ。一緒に暮らしていたときも、ほとんど話したことはなかったし、中学卒業後は、ほとんど会うこともなかったし。けれど今回は、もともと借金の話をしに来たということもあるし(父親と妹には話していないけど)、今の仕事を辞めたら地元に帰るということもあり、何よりも、仕事が見つからなかったとき、あるいは、仕事を辞める寸前までに追い込まれていたとき、実家に帰ると伝えていたわけだから、何も話さないわけにはいかない。
 ただいまとか、帰ったよとか、ほとんどの人が普通にできるだろう挨拶をどうにか終えて、仏壇に線香を上げた。僕の大好きだった、おじいちゃんとおばあちゃんには、帰ってきたことを報告しなければ。おみやげを渡すのは、まずこのふたりだ。
 朝食は頼んでおいたので、久し振りに、本当に久し振りに、家族と一緒に朝食を食べた。いつもはひとりで食べているので、30分も掛かることはないけれど、誰かと話しながらの食事だったので、60分近くも掛かってしまった。まあ、朝からバカみたいに食べていた、ということもある。夜行バスで寝ることはできなかったけど、本来通りの予定で行動することにした。即ち、「劇場版 魔法少女まどかマギカ」を、これから見に行くのだ。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

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