昼飯の問題

 体調不良を理由に休んだので、職場の人たちは、僕の体調を気遣ってくれた。
 まさか、別の仕事と天秤に掛けていたなどと、言えるわけがない。前職とは違うんだから、前職と同じように考えては駄目だ。のちのち悪くなったとしても、最初は信頼することから始めなければ。とにもかくにも、雇ってもらえたわけだし。ここで働くと決め、履歴書選考企業の面接には行かなかった。そんなわけで、今後1カ月程度は、隣接市の小さな町工場のアルバイトになります。
 
 それは良いのだが、昼休みを取る場所がない。いや、休憩室はあるけれど、あとから建物に追加して取って付けたような小屋で、なんというか暑いのだ。空調が効いているはずのに、効いていないような暑さ。僕も初日は使ったけれど、食事を終えて、休憩時間が終わるまでいられる場所ではない。皆、食事を終えたら、早々に出ていってしまう。
 何年も、何カ月も勤めている人たちは、それぞれ残り時間をどこで過ごすかが決まっているのだろうけど、僕はいったいどこで過ごせば良いのか。昼休憩が60分って、長すぎるだろ、など言えるわけがない。2日目は、昼休みに家に帰ってきた(このときに、履歴書選考の企業からの封筒を見つけ、なんてこったという状況に陥るのだ)。
 昼休みが60分、自転車で往復30分、残り30分は軽く食事をして、ぐたぐたと過ごせるはず。そう考えたけど、実際、昼休みになってすぐに帰れるものではなく、周りが仕事を終えていないのに、僕が先に飛び出すわけにもいかない。5分くらいは掛かるので、かつ安全運転で帰ると、帰るまでに20分。25分をぐたぐたと過ごして、自転車で再び職場に戻る。
 って、慌ただし過ぎる。25分じゃ、30分のアニメも見れねぇよ(1.3倍速だから見れるけど)。それに、部屋に戻ってしまうと、もう1度職場へ行くのが億劫になり、午後の仕事を休んでしまうことになりかねない。駄目だな、それは駄目だな。もう少し近ければ、えいやっと思うまでもなく往復できただろうけど、自転車で15分というのも、夜までの仕事を考えると、とんでもないメリットなのだ。
 まあ、昼食は食べても食べなくてもいいので、水分を補給できる場所が欲しい。みんなが食事をしている休憩室で、飲み物だけを飲みにいくのもなんだかなあ。それだけなら、ロッカの前で飲んでしまえば、わずか数秒で終わってしまう。60分近くを、ぽつねんと仕事場で待機しているのはつらい。仕事場にずっといると、食事を摂っていないことが丸解りになってしまう。
 いや、いいんだけどさ。職場の人に、食事済んだの、と訊かれて、食事は摂らないので、ここで休んでいます、と言うのが億劫。そのあとが、面倒なやり取りになるのが目に見えている。かといって、食事を摂った振りをして、適当にうろついて、適度な時間に戻ってくるのもアホウらしい。

 とかなんとか考えて。1カ月程度なら、昼食をしっかり食べようか。考えてみれば、22時に戻って、がつがつ夕食を食べるわけにはいかない。朝食は摂らないので、食べるのなら昼食しかない。前職では、弁当代が給料から引かれたので、昼食はきっちりと食べていたのだ。
 歩いていける距離に適当な店はなかったけれど、自転車を使えばどうにでもなる。ハンバーガでも牛丼でも、それなりに安くて、それなりに食べられる店に行ける。昼飯の問題も、居場所の問題も、どちらも解決されるではないか。おお、と思ったものの、現金を出して、昼食を食べる勇気が僕にあるかどうか。また、昼にお金を使った以上、仕事帰りに余計なものを買わない決断ができるかどうか。
 やはり、今の手持ちが少ないからだろうなあ。前職の最後の給料(つまりは有給のことだけど)と、短期バイトの最初の給料、どちらも月末に支払われるので、お金が入りさえすれば、昼飯に500円くらいは、えいやっと使えるはず。夜に酒を買うのを止めて、昼にきちんとした食事を摂るのだ。それだけが、私の望みです。カナカナカナカナ…

 つうか、長いよ。ここまでぐたぐた考えるようなことじゃないだろ。
「個人的には」という言葉の前も後ろも、ずっと個人的である。

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もぐさ。僕っ子(大嘘)

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