潮時と塩沢ときの違いがわかるかい?

 残業を断るだけで一苦労。残業生活は確かにしんどいけれど、体調に気をつければ、要するに飲み過ぎなければ、続けることができないわけではない。強制される感じが嫌なのだ。当初は、上司の方から残業を頼んできたのだが、いつの間にやら週に4日が当然のようになっている。これは工場によって月の残業時間が決められているからで、派遣は30時間までだから、2時間の残業を15日、1週間に4日が限度である。そもそも、僕が残業を頼んでいるわけでもないのに、どうしてこちらから訊かなければいけないのか。かといって、今週の予定を聞いていないので定時で帰ろう、というようは真似をするわけにもいかない。小学生じゃないんだから。あとで揉めるのも面倒なので、仕方なく僕の方から残業予定を聞いている。湾岸倉庫との違いはここなんだよ。繁忙期は毎日残業、会社カレンダに関係なく休日出勤。社員もバイトも、残れる人はいつまでも残れと言われたけれど。無理なときは、定時で帰ることができた。これは、バイトや派遣の人数の違いが大きい。僕が帰ったところで、稼ぎたい人たちは残っているので問題はない。今の職場は、というか、今の作業場は、上司と若い社員と僕しかいない。僕が帰ると、僕の作業をする人がいなくなってしまう。そのため、残業を簡単に断れない。今の仕事を始めたころは、6連勤の残業続きでもやってやる、と意気込んでいたけれど、そのような気持ちが今はもうない。確かに、体調不良で当日欠勤という迷惑を掛けているけれど、残業がしんどくて体調を壊してしまう、と言っても伝わらない。だから、月曜を定時上がりにしてもらっても、じゃあ火曜から金曜まで残業な、などと言われてしまうのだ。ぬわーん。6月末に、土日を挟んで欠勤してしまったことがあったけど(月火のことはブログに書いていないけど)、このとき担当に頼んだんだよ。派遣の少ない職場で担当から意見してもらっても、僕が言ったことがすぐに解る。それなら、不備があれば上司に直接言えば良い。そう考えていたけれど、何度言っても通じないので、担当を頼ることにしたのだ。工場に伝えてくれたようなので、残業を減らしてもらえる安心と、言うべきことを言ってもらった不安から、その日は朝から淡麗生を飲んで出勤したのだが、今週はなしでいいけど、来週から残業な、と言われてしまうのだ。って、なんでやねん。完全に残業をなくされたら給料が減って困るということもあったけど、これまで通りってなんだよ。こちらは覚悟して担当に相談したのに、この展開は予想してなかったわ。とはいえ、7月に入って、ようやくクーラが使われるようになり、かなり楽になったことで、仕方なく残業生活を続けてしまう。それでも、やはりしんどくて。7月末に休んでしまう。飲み過ぎによる体調不良もあったけど、今日も残業しなければいけない、と考えたのが原因である。翌日も行けなかったので、欠勤連絡のときに偉いさんに訴えようとく、えいやっと酒を飲んで電話を掛けたところ、新人の事務員が出て失敗に終わった。6月末も7月末も、上司との不仲を覚悟してのことだったのに、どうしてこう上手くいかないものか。あるいは、伝わらなかったことを良かったと思うべきか。などと余り良くない現状維持を続けていたのだけれど。7月31日の朝が決定的だった。定時で上がれば、夕方から夜の診察時間に間に合うので、MRIの診断結果を聞くことができる。土曜まで待つよりも、早めて済ませてしまいたかった(所持金が心許無くて、結局は行けなかったのだが)。どうにか、定時で帰れることになったけど、そんなことばかり言ってたら仕事にならへんわ、と上司に言われた。派遣が2時間残業をするだけで、仕事になるならないもないだろうと思ったので、これは気にしなかったけど、そんなんだと代えてもらわんといけなくなる、と言われてかちんときた。それはこっちの科白だろ。僕と代えて、残業を毎日やりたい奴と入れ替えろよ、と思ったけれど、どうにか口に出すのは我慢した。口にしたら戦争だろうがっ、という言葉は勢いで言わないようにしている。口にしたら取り消せないし、もし言うのであれば冷静にタイミングを計らなければいけない。この件で、惰性で仕事を続けるのではなく、辞めることをきちんと考えておかなければ、と思った。ここまで長く続けるとは思わなかったので、なあなあになっていたけれど、2年7カ月も続けてしまった以上、3年を超えたらどうなるのかを訊いておかなければいけない(百貨店内書店約3年というのはサバを読んでいるので、今の職場がもっとも長い)。帰ってすぐに担当に電話をしたところ、工場との交渉次第で3年を超えても勤められるとのことだった。正社員登用されることはないだろうから、アルバイトとして直接雇用してもらうしかない。その場合、給料の支払いが月1度になってしまうのが厳しい。と考えていたけれど、派遣のままで続けられるようだった。現状のまま続けられるのかが気掛かりなため、担当には今年中に辞めるかもしれない、と伝えておいた。聞くべきことは聞いたので、あとは考えるべきことを考えるだけである。

 その一。言って続ける。

 その二。言わないで続ける。

 その三。辞める。

 燻っているのは、仕事がつらいとかしんどいとかいうことではなく、残業が断りにくい状況である。上司に言って伝わらないのなら、更に上の社員に相談する、あるいは、担当に再度頼み、直属の上司に伝わっていないことを話した上で、工場に伝えてもらうしかない。どちらにしても、上司との関係が不穏になり、仕事がやりにくくなるわけだが。残業を減らすために、それは覚悟しなければいけない。
 上司の言った、別の人間と代えてもらうことができれば理想だけれど、これは残業を断る僕に怒った勢いで言ってしまっただけだろう。つまり、続けるのであれば、今の上司の下、同じ作業場で、ということになる。
 その一。言って続ける。はできれば避けたい。挨拶が帰ってこないだけで、無視されたのではないかと疑心暗鬼に陥ってしまう僕が、そのような状況で仕事を続けられるわけがない。
 その二。言わないで続ける。現在、この状況が続いている。自分から自分からやりにくくしてどうするのか、と考えてしまうのだ。それに、残業で助かっているところもある。残業を断るのは諦めて、どうしても休みたいときは事前に有休を取ることにして、残業生活を続ける。残業代を目標に、残業代2000円のために働く。
 その三。辞める。これがもっとも手っ取り早い。とはいえ、今の職場を大阪で最後の仕事と決めている以上、不本意な辞め方をしたくはない。ひと月前か、ふた月前には辞めることを伝えておきたい。期限が決まっていれば、残業生活が残りひと月、あるいはふた月だけというのなら、どうにか続けられるかもしれない。

 そんな感じでかなり深く考えてみたけれど。選べる選択肢はほとんどなくて、最初から決まっていたかのように、その二→その三なんだよな。言わないで続けて、時期が来たら辞める。問題はその時期で。マイナンバカードを手に入れたあと、退職、引っ越しの手続きをするのがベストタイミング。と決めていたのに上手くいかず、現在の仕事をだらだらと続けているのだ。結局はここか。地元に帰ると決めて、仕事を辞めなければいけないのに。いい加減、えいやっと決断してしまわなければ。
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

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