酒を飲んで家賃を忘れる

　10日とはいえ、大きな支払いが先になるのはありがたい。と連休前に書いているけれど、かつかつが先に延びただけだった。この記事は連休明け、かつ欠勤した日に書いている（公開は後日）。
　酒を飲んで欠勤連絡を入れ、そのあと郵便局のATMで確かめたところ、残高がおかしい。開いてすぐだから、給料が振り込まれていないのか。それにしても、金額が半端なのが気に掛かる。連休前に両親が入金してくれた、という可能性は今では考えられない。通帳がないと、このようなときに不便である。
　仕事を休んでしまった以上、無駄に過ごすわけにはいかない。床屋に行って、帰りにドラッグストアに寄って、本来なら連休中に済ませようとしてできなかった用事を、面倒だからと先延ばしにした予定を終わらせて、酒を飲みつつ、唐揚げをつまみつつ、「ハートキャッチプリキュア！」を見てばたんきゅ（連休はほぼパタン通りに過ごせたものの、HDの時間はすべてプリキュアに費やした）。
　15時過ぎに起きたので、再度郵便局のATMに残高を確認に行くけれど、朝と同じで給料は振り込まれていない。初めての10連休で給料の支払いの不備が生じたのだろうか。迷っていても仕方がない。薬を買うついでに残高を確認したら給料が振り込まれていない、これはいったいどういうことなんだ、と訊ねるべく派遣担当に電話を掛けた（実際は薬ではなく酒を買っている）。
　担当と話しながら、何か他に引き落とされているのかもしれない、家賃とかNHKとか、と自分で言って気がついた。10連休の影響で、家賃の引き落としと給料の振り込みが同じ日になったことをすっかり忘れていた。申し訳ない、すまんこってす、僕の勘違いでした、と詫びて電話を切った。
　計算すると、給料引く家賃で残高がほぼぴたり。酒に酔ってとんだ間違いをしてしまった（素面でも同じだったかもしれないが）。ただ、NHKは未だ引かれていない。どういうことかと調べてみたら、本来の引き落とし日ではなく、連休前に引き落とされているみたい。借金取り並みにしついこい仕事に熱心で真摯なNHK。
　それはそれで構わないのだが、今月の仕事を休まずに行っても、週払い3回分では家賃を払えない（支払日に間に合わない）。生活費とは別に、本代と福原代とPSP代は確保してあるので、これらの中からいくらかを家賃に回さなければいけない。貧しくても金がなくても職を失っていても欲しい本は買いたい。どうしてもえろいことがしたいと思ったときのため福原代は残しておいた方が良い。
　そうなると、PSP代を家賃に回すしかない。今のところ、コーヒーを零したPSPをネットに使うことはできるし、Amazonの出品者も増えては減ってをくり返している。家賃を払えば、じきに次の給料が入るので、ここを凌げば大丈夫。なんてことはなくて、来月の給料は、連休の4日、連休明け欠勤の1日、合計5日分が引かれる。連休前も連休後もかつかつ生活である。
　だからもう、仕事を休んじゃ駄目。感情不良で仕事を休むのは、貯金がある程度増えてからじゃないと無理。お金がないと鬱病にもなれない（なりたいわけではない）。【翌日もへたれて休んだので、来月の給料は6日分減る。4月は平日買物不可をどうにか徹底したのに、連休6日プラス欠勤2日は毎日コンビニへ行ってしまった。8日連続ダブルメロンマンである。いい加減、度数の高いチューハイはやめろ】