ごうもん

うみねこのなく頃に Episode2:Turn of the golden witch 2 (Gファンタジーコミックス)うみねこのなく頃に Episode2:Turn of the golden witch 2 (Gファンタジーコミックス)
竜騎士07 鈴木 次郎

スクウェア・エニックス 2009-12-22
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「これは俺への拷問だと? 違うね!! これはお前への拷問なのさ お前が俺に屈し諦めるか! それまで繰り返される拷問なのさ!!」

 『うみねこのなく頃に Episode2:Turn of the golden witch2』を読了。『Ep1』では語られなかった、過去の物語が語られる。つまりは、譲治と紗音、朱志香と嘉音、あるいは、金蔵とベアトリーチェの物語。しかし、真里亞と桜座の母娘関係もつらい。『ひぐらし』の「皆殺し編」の例もあるので、きつい展開が来ることも予想しておかなければ( ノД`)シクシク…
 1986年10月4日再び。すべての駒を並べ直し、新しいゲームの開始。ここからが本当の始まりだとすれば、『Ep1』は序章、登場人物や舞台設定の説明という位置づけになるのかと。戦人とベアトリーチェの対峙は、犯人当て小説に於ける、「読者」対「作者」の構図であるけれど、推理の対象は、犯人や方法といった当たり前のものではなく、『ひぐらし』でいうところの、ルールXYZのようなものだろう。
 『Ep2』は、『Ep1』と違い、冒頭から、魔女や魔法が存在する世界となっている。つまり戦人は、ファンタジーをミステリとして証明しなければならない。それができれば、この世界はミステリ、できなければファンタジーとなるのだろうか。しかし、ファンタジー要素を取り入れたミステリもある訳で、ミステリとファンタジーの入り混じる世界に、どのような解答(決着)がつけられるのか、非常に楽しみである。しかしこれ、ふたつの世界を俯瞰して見ている世界自体は、ミステリとファンタジーのどちらなのだろう。メタな視点で考えると、それは現実、読者が本作を読んでいる、まさにこの世界となるけれど。
 内容とは関係ないのだが、気になったことを。竜騎士07氏が『ひぐらし』と『うみねこ』で、年号と西暦を分けているというのに、版元の方で大きな間違いをしている。帯や裏表紙だったのが幸いか。これが本文中であったなら、本格ファンからは非難轟々ですよ。まあ、『うみねこ』を本格ミステリと期待して読むミステリ読者は、明らかに少ないだろうけど。(2010/05/24)
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。

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